投稿日: 2025年12月11日
更新日: 2025年12月10日
『カーボンクレジット調達戦略 企業向け実践ガイド』を公開
10段階の実践的アプローチを解説。調達戦略策定の指針としてご活用ください。
カーボンクレジット・排出量取引制度オールインワンデータベースを提供する株式会社exroad(エクスロード、本社:東京都港区、代表取締役:木村圭佑)は、『カーボンクレジット調達戦略 企業向け実践ガイド』を公開したことをお知らせいたします。
来年度から本格稼働が予定されているGX-ETS(排出量取引制度)では、JクレジットおよびJCMが適格クレジットとして認められています。また、SBTiは先月、Corporate Net-Zero Standard Version 2 の最新ドラフトを公開し、「Ongoing Emissions Responsibility(OER)」=「企業が削減しきれない排出に対して責任を負う義務」という概念を提示しました。これに伴い、長期耐久型の炭素除去クレジット(CDR)の活用が推奨されるなど、CDRクレジット需要の拡大が見込まれています。
こうした動きを背景に、各制度・枠組みに対応したカーボンクレジットの調達を検討する企業が増えつつあります。
そこで当社では、提携企業であり、欧州を中心に国際的な評価を得るカーボンクレジット・データプロバイダー兼調達プラットフォームである Abatable が発行した『Building a science-aligned carbon procurement strategy ‐ A practical guide for companies』(科学的根拠に基づくカーボンクレジット調達戦略の構築 ― 企業のための実践ガイド)を日本語訳し、図表を含む内容を日本企業向けに再構成したレポートとしてまとめました。
サステナビリティ推進部、経営企画部、調達部など、カーボンクレジットの活用を検討される担当者の方に特にお勧めの内容です。ぜひご活用ください。

Abatableについて
欧州を中心に国際的な評価を得るカーボンクレジット・データプロバイダー兼調達プラットフォーム企業。創業者は、ゴールドマン・サックス出身で自然由来炭素除去やインパクト投資に精通するMaria Eugenia Filmanovic氏と、GoogleやFacebookなどビッグテックでプロダクト開発を担ったValerio Magliulo氏。10,000件以上のカーボンクレジットプロジェクトをデータベース化し、供給量や価格帯を体系的に可視化・提供、さらに国別のVCM投資魅力度を評価する「VCM Investment Attractiveness Index」など、業界で参照される専門ツールを展開しています。2023年4月にはNature-basedクレジット大手プロバイダーであるEcosphere+を買収し、現在、世界4,000社以上のサプライヤーに直接アクセスできる調達・販売ネットワークを保有しています。
詳細:https://abatable.com/
レポートのアジェンダ
- エグゼクティブサマリー
- なぜ今、クレジット調達戦略を構築するのか
- 企業にとっての4つの展望
- ネットゼロ戦略における重要な役割
- 主要原則
- 推奨される10のステップ
- まとめ
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