Carbon Junction 私と炭素市場との交差点

CARBON JUNCTION vol.16

投稿日: 2025年12月22日

兼松株式会社
GXビジネス推進課
橋岡 靖

【略歴】2009年に兼松に新卒入社。鉄鋼部門、経営企画を経て、2023年からGX専業。休日は4児のパパ業&スイマーとして大会出場も。

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こんにちは、橋岡です。皆さんのコラムを拝見していますと、環境関連の世界が長い方も多いようですが、私は新参者なので、もう少し前の話から…。

私の世界は、高校卒業までは水泳でした。2歳から始め、オリンピックを夢見て毎日プール漬け——が、周囲のオリンピック選手たちとの差を痛感し「無理っ!」と。じゃあ今度は「自分の世界を広げよう!」と大学の水泳推薦をやめ一般受験に。が、夏休み明けの校内模試で下から三番目…。動画を二倍速で見られる予備校に救われました。

大学では多様な学友と遊び、ストリートダンスに明け暮れ、千葉のテーマパークでバイトし、アメリカで1年交換留学し…。世界は広がりました、が、水泳の次の「これだ!」という世界は見つからず、留学ボケの遅めの就活で「幅広い世界で自由に様々な挑戦をしたいです!」(=やりたいことが無いです!)と総合商社を志望。その中で拾ってくれたのが兼松でした。

最初は石油・天然ガス採掘用の鋼管をアメリカの子会社で在庫・加工・販売する事業に従事。ヒューストン駐在も含め、鉄鋼&エネルギーという巨大産業で、営業・技術検討・子会社管理・投資など思った通りの幅広い世界で、やりがいある仕事をさせてもらっていました。

10年目、壁にぶつかりました。「自分はなぜこんなに頑張っているのか——」。仕事に全力を注ぐあまり、精神を擦り減らし、家族の時間も犠牲にし…目の前の業務への使命感だけでは限界だと感じたのです。

人生の大部分の時間を仕事に使うのだから、”本当にやりたいこと”を見つけないとダメだ。

そこから半年近く悩みましたが、結論、「子供たちのために尽くしたい」が答えでした(ここだけでコラム10個くらい書けそう)。そこから”子供のためになる仕事”を兼松以外でも模索しましたが、「”幅広い世界で自由に様々な挑戦をしたいです!”と言って兼松に入ったな、兼松でなにかできるかまず挑戦してみるか!でも兼松で公園事業とかは無いよな、うーん…」とまた半年くらい探索していたところ、2019年でちょうど流行りのカーボンニュートラル関連のニュースが目に留まりました。「環境事業なら子供たちのためになるし、兼松にとっても価値ある事業になるはず!」と狙いを定め、早速、鋼管部隊にいながら自称”社内副業”として次世代燃料に挑戦したり、GXサークルを始めたり。動き始めてみると驚いたことに、兼松の皆さんがすごく応援してくれて、本当に自由に挑戦できちゃって…いや兼松すごいな!と。そこから、今ではGX専任になり、農業・燃料・電力・カーボンクレジットなど幅広く取り組ませてもらっています。GXが、水泳の次の私の世界になりました!

「環境貢献とビジネスが両立する仕組みづくりで社会のGXを加速させ、未来の子供たちの笑顔が咲く豊かな地球を残す」ーーこれがチームミッションです。慈善事業ではありません。環境課題の根本解決のためには、原因である経済活動の変革が必要。そのためにはサプライチェーンで連携してGXの取組みを経済価値化していくことが不可欠。そこに取り組めるのは商社ならではで、それは使命でもあり、チャンスでもあります。ありがたいことに共感してくれる兼松の仲間も取引先の仲間も増えているので、皆さんの「創意や情熱を掛け算」して(←兼松のバリュー)、「未来に愛される商い」(←兼松のミッション)をつくっていきます!

兼松の統合報告書に掲載されたGXアクセラレーターの写真。前列左から2番目が筆者

兼松の取り組み

兼松株式会社は「ICT ソリューション」「電子・デバイス」「食料」「鉄鋼・素材・プラント」「車両・ 航空」の 5 セグメントを軸に、多種多様な商品・サービスを提供する商社です。

中期経営計画「integration 1.1」において、GXを重点強化対象に位置付け、エネルギー・農業食品・素材・静脈を注力分野としています。

GXアクセラレーション | 兼松株式会社

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